山形のパワースポット出羽三山神社を観光!アクセスなど基本情報や御朱印、おすすめポイントも紹介!

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山形には、“生まれ変わりの旅” として古くから信仰を集めてきた出羽三山神社があります。

山岳信仰と修験道の聖地であるこの場所は、参拝者を包む静寂な空気と荘厳な景観で、多くの人を魅了してきました。

私も先日、カップル旅の一環で実際に足を運び、2446段の石段を登ったり、有料道路で山頂に直行したりしながら、御朱印をいただいたりお守りを選んだりと体験してきました。本記事では、出羽三山神社の基本情報・アクセス・駐車場・御朱印・お守り・所要時間・見どころ・実体験レビューをまるごとご案内します。

これから訪れるあなたに、後悔しない旅プランをお届けしますので、どうぞ最後までお付き合いください。

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出羽三山神社ってどんな神社?

出羽三山神社(でわさんざんじんじゃ)とは、羽黒山・月山・湯殿山の三山を信仰対象とする総称的な神社信仰の場です。江戸時代以降、三山を順に巡る「三山詣」が盛んになり、現代でも生まれ変わりの旅と称される参拝ルートが人気を博しています。

三山は、それぞれ「現世」「来世」「前世(または過去)」を象徴するといわれ、羽黒山 → 月山 → 湯殿山と巡ることで、人生の巡礼を体感するという意味合いもあります。

ただ、三山すべてを徒歩でまわるには体力と時間が必要なため、羽黒山の山頂にある三神合祭殿で三柱の神を一度に参拝できる点が、多くの観光客にとって魅力となっています。

私自身、初めての訪問では「三神合祭殿で三山すべてにお参りできる」という点を知って、時間と体力の兼ね合いでルートを選べる安心感がありました。

参考:出羽三山神社

三神合祭殿とは?

三神合祭殿(さんじんごうさいでん)は、羽黒山山頂に建つ本殿で、羽黒山・月山・湯殿山の三柱の神を合祀している建物です。

  • 建物は文政元年(1818年)に再建されたもので、茅葺屋根(二重構造、厚さ2.1m)や総漆塗の内部装飾が見どころです。
  • 前方には鏡池という神秘的な池があり、かつてから信仰の対象となってきたようです。
  • 国の重要文化財にも指定されています。

この三神合祭殿で参拝をすれば、三山すべてにお参りしたことになると信じられており、時間が限られた観光客にも非常に効率的な参拝ポイントです。

私が訪れたとき、茅葺屋根の厚みと重さを感じられる存在感、その荘厳さに思わず背筋がピンと伸びるような感覚になりました。

それくらい雰囲気のある大きな建物でした!

参考:鶴岡観光ナビ

出羽三山神社の基本情報を紹介!

まずは、出羽三山神社を訪れるにあたって知っておきたい基本情報を整理します。

出羽三山神社へのアクセス

出羽三山神社(特に三神合祭殿を目指す場合)へのアクセス方法は主に次の通りです:

手段 概要
電車+バス JR鶴岡駅から庄内交通バスで「羽黒山頂」行きに乗車、所要時間約50分。バス停から徒歩5分で三神合祭殿。
自家用車 鶴岡・庄内あさひICなどから羽黒山方面へ。山頂へは羽黒山有料道路を利用可能。

「出羽三山 正式参拝コース」では、1日目に羽黒山を参拝してから月山・湯殿山へ進むモデルも紹介されています。

ただし、月山神社本宮は例年7月1日~9月15日までの開山期間となっており、冬季は閉鎖されます。

筆者が実際に行ったルートでは、酒田市内のホテル「月のホテル」で宿泊し、レンタカーを借りて車で有料道路を使って羽黒山頂まで移動しました!そして三神合祭殿を参拝した後、車で鶴岡へ戻るというスケジュールです。

参考:出羽三山神社

出羽三山神社に駐車場はある?

駐車場事情も把握しておきたいポイントです。

麓~随神門付近には無料駐車場が複数あります。たとえば、随神門前駐車場には約120台駐車可能(普通車)で、トイレも整備されています。ほか「いでは文化記念館前」などの無料駐車場もあります。

石段詣をする場合はこの辺の駐車場を使って参拝に行く形となるかと思います!

山頂まで車で行く場合は有料道路を利用し、山頂近辺に駐車可能なスペースがあります。羽黒山頂の駐車場は大きめで、私が行った日曜の12時ごろでも問題なく停められました!

ただし、有料道路は通行時間が限定されており、営業時間内でなければ通れないようですので注意が必要です。

ナビに入れても、問題なく有料道路を使った駐車場までの道を案内してもらえるので迷うことなく向かえました。

道も整備されており安心して運転できます!

参考:出羽三山神社

出羽三山神社で参拝!口コミ式レビューで様子をお伝え!

このセクションでは、私自身の体験をもとに、参拝の流れ・見どころ・感想をリアルにお伝えします。

三神合祭殿で参拝

私はまず、三神合祭殿に到着し、正面の拝殿前で手を合わせました。杉木立に囲まれた参道も雰囲気があります。山頂にあるため静かで心を落ち着かせてくれました。

拝殿は茅葺の屋根と漆塗りの壁、重厚な佇まい。屋根の厚みや材質の迫力を目の当たりにすると、来てよかったなと思える場所です!

階段はやや急な印象ですが、スロープもあるので安心して参拝場所まで登れます。

かわいいおみくじも!

境内では、おみくじやお守りを授与所で入手できます。特に「埴山姫神社」のお守りは赤い紐付きで、格子に結ぶことで願いを託すという風習があり、良縁祈願に人気とのこと!

おみくじは、水晶が入ってるものや縁起物の絵柄が書かれたシールが入っているものがあります。

どちらも可愛く両方引いてきちゃいました!

可愛いデザインなので財布に入れて持ち歩いています!

おみくじには日付を入れる人が多く、後日見返す楽しみも!

御朱印ももらえる

三神合祭殿近くには参集殿があり、そこで御朱印をいただけます。

私が参拝した際は、拝殿参拝後に参集殿に入り、朱印帳を預けて待ち時間5分ほどで受け取れました。

最近はコロナ禍を経て置き書きのスタイルが増えてきていますが、ここは御朱印に直接書いていただけます!もちろん置き書きのものもありましたので御朱印帳を忘れてしまっても安心です。

御朱印の書体は堂々としていて、社印も押されており満足感がありました。ただし、混雑時には多少待つ可能性があるため余裕をもって行動するのが無難です。

出羽三山神社の所要時間

参拝にかかる所要時間は、ルートや体力次第で変動しますが、私の体験と公的情報を交えて目安をご案内します。

  • 随神門 → 三神合祭殿への徒歩での石段詣ルート:約1時間〜1時間30分程度。
  • 随神門 → 五重塔(麓):約10〜15分。
  • 半日コース(参拝+五重塔+周辺散策を含む):4時間前後。
  • 三神合祭殿のみ:30分程度でゆっくり回れます。

私の場合、車で山頂まで上がったため、拝殿参拝+参集殿での御朱印取得+境内散策込みで、非常にゆっくりと過ごしたため1時間ほど滞在しました。全体的には上記記載のように30分程度で回れます。

出羽三山神社行くなら合わせて行きたいおすすめスポット!

出羽三山神社参拝のついでに訪れたい周辺スポットを3つ紹介します。

羽黒山五重塔

羽黒山五重塔は、国宝に指定されており、柿葺き・素木造で建つ東北最古級の塔です。

塔までの道のりも風情ある杉並木道を通り、写真映えスポットとしても人気です。国宝であり、杉並木の中に大きく存在感を放つ建築物で、見に行ってよかったスポットです!

羽黒山の神橋

参道途中に架かる「神橋」は風情ある木造橋で、周囲の渓流とあった美しい場所です。

綺麗な朱色をした橋で、杉並木を歩み進めた先に存在感を出してかかっており、このポイントもすごく良い場所でした!

橋からは川や須賀の滝も眺められます!

羽黒山の五重塔へ向かう途中に出てきますので、五重塔を目的に行くことでこちらの橋も楽しめます。

羽黒山の随神門

神域の入り口にあたる随神門は参拝の始点。高さや彫刻細工が見応えあります。

石段詣のスタートはこことなりますし、五重塔への参道もここが入り口です。

随神門の先に杉並木、石段が続いていて、入り口から神秘的な空間を感じられます。

出羽三山神社に行くなら、距離も近いので合わせて行くことをオススメします!

出羽三山神社行くなら知っておきたいポイント

参拝をより快適にするためのポイントや注意点をまとめます。

出羽三山神社の石段詣

出羽三山参拝で最も象徴的なのが、2446段の石段を登る「石段詣(せきだんもうで)」です。

  • 五重塔までは約10分~15分程度。
  • 全体を徒歩で登ると、山頂まで片道90分程度かかる見込みです。
  • 石段の途中には杉並木に囲まれ、木漏れ日や苔むす岩が趣を添えています。

なお、降雪期や天候悪化時には滑りやすさや降雪で登れないこともあるので、天候と雪情報を事前に確認してください。

実際に私たちが行った日も足元が少し悪くなっているところもあり注意が必要でした。

参考;鶴岡観光ナビ

出羽三山神社のご利益

三山を巡る信仰には様々なご利益が伝えられています。

主なものを挙げると下記です。

  • 再生・生まれ変わり(死と再生)
  • 家内安全・無病息災・子授け・縁結び・商売繁盛など
  • 五穀豊穣・安産など

参考:出羽三山神社

ペットは連れていける?

私が参拝した時は、飼い犬を連れて参拝されている方を多くいらしゃいました!

皆さん車で頂上付近までこられて、飼っているペットと歩かれていたようでしたので、出羽三山神社への参拝は、ペットを連れて行っても問題がないようでした。

車で行く際の注意点と有料道路について

車で山頂近くまでアクセスしたい場合、羽黒山有料道路を利用することになります。

主な注意点は下記です。

  • 通行時間が限定されており、営業時間外には通行できない。
  • 冬季でも除雪がされる場合があるが、積雪や凍結状況によって通行不可となることもあります。
  • 通行料金は車種により異なり、普通車で400円、4t以上で1,400円などの区分があります。
  • 山頂駐車場も普通車用スペースが多数あります。
  • 山頂駐車場から三神合祭殿まで徒歩で5分ほど少し移動が必要です。

私は日曜日のお昼頃に行きましたが混雑もなく有料道路を使用できました。

駐車場も問題なく停められましたので、普通の参拝日は日中でも混雑をあまり気にせず参拝できるかと思います。

※祭事等がある場合は混雑の可能性もあると思いますので注意が必要です。

参考:出羽三山神社

周辺のおすすめホテル「月のホテル」


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酒田駅前「月のホテル」がオススメです!

駅から徒歩1分・バスターミナル直結で、庄内空港からのリムジンバスもそのまま到着する立地は、到着日や出発日に無理のない行程が組みやすいとおもいます。

ホテルの近くには徒歩5〜10分圏内にコンビニやスーパーもあり、ホテルに併設のレストランや周辺に飲食店もありました。

そのためホテルの時間も楽しめると思います!また、レンタカーも近くにあるので、車での移動も問題なし。

羽黒山まで車で1時間程度でしたので、観光時の宿泊先としてオススメです!

宿の魅力(体験+ポイント)

  • 駅・空港アクセスに強い
    JR酒田駅まで徒歩1分、庄交バスターミナル直結。庄内空港からの連絡バスで約40分→駅前着→徒歩すぐで到着。キャリーを引きながらでも負担が少なく、雨天時も動線が短いのが嬉しい。
  • 朝食ビュッフェが“旅の目的”級
    山形のブランド米つや姫/ひとめぼれ食べ比べ、郷土料理(芋煮・玉こん・むきそば など)が並び、ライブキッチンの出来立てオムレツと、名物の「酒田ラーメン」まで楽しめます。様々な種類をたくさん食べられるので食後の満足感がすごかった!朝の営業時間は7:00〜10:00(最終入場9:30)。

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山形行くならパワースポットの出羽三山神社へ!

出羽三山神社は、ただの観光地ではなく、自然・歴史が感じられるパワースポットです。三神合祭殿を中心に、お守りや御朱印、付近のスポットでは五重塔、随神門、鏡池といった見どころも豊富。

私自身、山形旅行で出羽三山神社に来るとができてよかったなと感じています!次に訪れるときは、月山や湯殿山にも足を伸ばして、完全な三山巡礼にも挑戦したいと思っています。

もしあなたが山形を訪れるなら、ぜひこの出羽三山神社を旅程に入れてみてください。きっと心に残る時間を過ごせるはずです!

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