酒田へ旅行に来たら、ぜひ立ち寄ってほしいスポットがあります。それが 本間美術館。
豪商・本間家ゆかりの建築「清遠閣」や四季折々に彩る庭園「鶴舞園」、厳選された美術コレクション──これらがうまく融合した静かなアート空間です。
この記事では、本間美術館の基本情報(アクセス・料金・駐車場など) や 見どころを私の体験レビューを交えて、さらには 周辺観光スポット・おすすめホテル までを網羅して紹介します。
これを読めば、本間美術館を訪れるときの迷いや時間配分もバッチリ。酒田観光をより豊かにする旅のガイドとして、どうぞ最後までお付き合いください。
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酒田観光ならおすすめの本間美術館
酒田市の中心部に位置し、アクセスがよく観光の導入地点にもなりうる本間美術館は、街歩きの合間にゆったりと心を落ち着ける場所として最適です。
私は酒田旅行で初めて訪れた際、駅から徒歩で移動できる距離感がありがたく、気軽に楽しく回れるスポットだと思いました。
また、観光動線として「山居倉庫」「日和山公園」「本間家旧本邸」といった見どころと近接しており、半日~1日コースのひとつとしても組み込みやすいのが魅力です。
本間美術館の基本情報
本間美術館を訪れるにあたって、まず確認しておきたい基本情報をまとめます。
本間美術館へのアクセス
本間美術館へのアクセスを表にしてまとめました。
区分 | 内容 |
住所 | 山形県酒田市御成町7-7 |
公共交通 | JR酒田駅から徒歩約5分 |
車でのアクセス | 日本海東北自動車道・酒田ICから国道7号経由 約9〜10km、所要時間約16分程度 |
空港から | 庄内空港からはバスで酒田市内へ向かい、バスターミナルから徒歩1分〜数分の立地 |
駅から徒歩5分という立地から、美術館見学を含めて「約1時間~1時間半」が目安です。館内展示や庭園散策をじっくり楽しみたい人はもう少し余裕を持って2時間見ておくと安心です。
参照URL:本間美術館公式
本間美術館の料金は?
見学料金については以下が基本です。
区分 | 通常料金 |
大人 | 1,100円 |
高校生・大学生 | 500円 |
小学生・中学生 | 無料 |
団体(15名以上) | 大人 990円、学生 450円 |
共通券など | ・3館共通券(本間美術館/酒田市美術館/土門拳記念館):2,500円 ・本間家旧本邸との2館共通券:1,700円 |
障害者割引 | 障害者手帳を持つ本人は半額 |
※企画展や特別展がある場合は別途料金が発生する可能性があるので、訪問前に公式サイトで展示情報を要確認です。
参照URL:本間美術館公式
本間美術館の駐車場情報
美術館には駐車場があります。
駅から近い立地であり、酒田市内の観光スポットは歩いて回ることも可能なので車を使わずに観光もできますが、車を使って観光する場合も、駐車場がありますので安心して利用できます。
また周辺に民間駐車場もあります。
- NPC24H 酒田駅前整理場パーキング:52台収容、最大料金(24時間)1,000円程度
- 酒田市中央地下駐車場:99台収容、1時間220円、超過時30分110円、深夜時間帯の最大料金あり
- 酒田市中町にぎわい健康プラザ駐車場:収容115台程度
私が訪れた時間帯は15時ごろで、駐車場には10台ほど停車されていました。
本間美術館の見どころをレビュー式で紹介!
本間美術館は、単なる「美術館を見る」場所ではなく、建築・庭園・歴史・ゆったり滞在する趣を含めた複合体験が魅力です。私が実際に訪れたときの様子や注意点も交えながら、本間美術館の見どころを順に紹介します。
美しい庭園「鶴舞園」
本間美術館の敷地内には約6,000坪(約2万平方メートル)にも及ぶ回遊式庭園「鶴舞園」が広がっており、池・築山・刈込・老松などが調和して、日本の伝統的な庭園美を堪能できます。
特に庭園内に用いられた石材には、かつて北前船で運ばれた銘石も含まれているようで、美しい景観が楽しめます!
おすすめポイント
- 庭園の中を楽しみながら散策できる
- 清遠閣の縁側越しに庭を眺めることも可能
- 静かなのですごく落ち着いた空間
- 2階から庭を全体的に眺められる場所もあり、違った楽しみ方ができる
庭園散策はゆっくり歩きながら写真撮る場合、15〜30分程度見ておくとよいでしょう。季節(桜・紅葉・新緑など)によって表情ががらりと変わるのも魅力です。
参照URL:本間美術館
日本らしい純和風建築とカフェ「清遠閣」
本館建築「清遠閣(せいえんかく)」は大正・昭和期の迎賓館風建築で、純和風建築を残した趣があります。
藩主・政府要人・文人墨客をもてなす場として使われた歴史を持ち、後には昭和天皇(東宮時代)が宿泊されたこともある格式ある建物。
建物内部には喫茶室があり、抹茶・珈琲とお菓子を楽しみながら庭園を眺めることができます。
価格例として、珈琲は500円、抹茶とお菓子のセットで600円、珈琲・抹茶利用者には北前かすてら1切れ追加(+100円)というサービスもあります。
(※在庫切れの場合もあり)
受付は15時までとなっており、閉館よりもやや早めに閉店することに注意が必要です。
私たちが行った時にはすでに受付終了時刻となっており喫茶室を利用することはできませんでしたが、庭園を眺めながらお茶を楽しめる時間もすごく素敵そうだなと感じられる雰囲気でした!
次は喫茶室の利用をメインに行きたいです!
参照URL:本間美術館
美術作品もゆっくり見られる
美術館の展示は常設展示と企画展示の両方があるため、その時期にしか見られない作品も含めて楽しめます。
様々な美術品が1階と2階に展示されており、普段身近にない芸術を知ることができます。
また清遠閣でも展示は楽しむことができ、収蔵品には古美術・工芸品、茶道具、歴史資料などが含まれ、酒田の歴史にも触れられます!
参照URL:本間美術館
本間美術館周辺のおすすめ観光スポット
本間美術館を中心に、徒歩または短時間移動で行ける周辺スポットを紹介します。
本間家旧本邸
本間美術館と同じく本間家ゆかりのスポットで、重厚な屋敷建築と庭園が残されています。
本邸の建築や屋敷内部、住まい手の暮らしぶりを感じられる展示が魅力。
本間美術館との共通入館券(2館共通券:1,700円)が設定されており、組み合わせて訪れるのがお得です。
私たちは時間の都合で行けませんでしたが、距離も近いので時間があればどちらも楽しみたい観光スポットです!
参照URL:酒田市公式
山居倉庫
美しい米蔵倉庫群と倉庫沿いのケヤキ並木が並ぶ風景は、庄内ならではの風情を強く感じる、酒田市を代表する観光名所のひとつ。
散策は無料ででき、写真スポットとしても人気。特に夕暮れ時や雨上がりの空気感が映える場所です。
(虹と倉庫が撮れました!!)
本間美術館からは徒歩かバスで20分弱程度でアクセス可能です (市街地間の移動距離)。
私たちは山居倉庫へ徒歩で行きました!
徒歩なら酒田市内の散策をしながら倉庫に向かえたので楽しく歩けました。倉庫は美しくならんでおり、歴史を感じられるおすすめスポットです!
参照URL:酒田観光協会
日和山公園
酒田港や日本海を一望できる小高い丘の展望スポット。松林や遊歩道が整備され、港の風景と町並みを眺めながらゆったりできます。
本間美術館からは徒歩またはバスでアクセス可能。散策ルートとして組み入れることで、街と海を感じる時間を加えられます。
個人的には、日が沈む直前の薄暮時に訪れたとき、空のグラデーションと港のシルエットが美しかったです!
参照URL:酒田観光協会
酒田観光ならおすすめのホテルを紹介!
酒田市を観光するならおすすめしたいホテルを紹介します!
月のホテル
「月のホテル」は、酒田駅の目の前に位置し、本間美術館や周辺観光スポットへのアクセスが良好な宿泊施設です。
スタイリッシュかつ落ち着いた設計で、旅の疲れを癒す雰囲気を重視した空間が魅力。
私が宿泊した際、翌日の美術館・散策の基点として使いやすく、夜は街灯りを眺めながらゆったり過ごせる快適さがありました。
駅までで立地も良く、レストランをついていてお食事も楽しめますので、酒田観光するならおすすめのホテルです!
ほか、酒田駅近くや本間美術館近辺にはビジネスホテル、旅館、ゲストハウスも複数ありますので、立地重視+予算感で選ぶとよいでしょう。
月のホテルの予約状況の確認や料金は下記からご確認いただけます。
本間美術館は酒田観光ならいくべき!
旅行を通じて感じた結論として、本間美術館は「酒田観光なら外せない魅力スポットとも言える場所だと強く思いました!
- アクセスが非常によい:駅から徒歩5分と、旅の導入地点として負荷が少ない。
- 複合的な体験ができる:庭園・建築・アート・喫茶空間が融合した“場”として、滞在そのものに価値を感じる
- 周辺との回遊性:本間家旧本邸、山居倉庫、日和山公園など近隣観光地との連携がしやすい。
- 滞在時間の調整がしやすい:所要時間1〜1.5時間程度であり、旅程に柔軟さを持たせられる。
繁華な観光もいいけれど、こうした静かな場所で落ち着いた観光をすることも旅を印象深くしてくれます。
もし酒田観光を予定しているなら、迷わず本間美術館を予定に入れるのはすごくオススメです!
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